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平成３０年　第2問技術士金属

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2025/03/03 23:00

平成３０年　第2問技術士金属

高炉 (溶鉱炉) 製銑プロセスに関する次の記述のうち, 最も不適切なものはどれか。

① 高炉は炉頂部から装入された鉄鉱石とコークスが, 炉床部から吹き込まれた高温の空気と反応する向流型の反応装置である。 .

② 高炉の炉頂から排出されるガス(高炉ガス)は25～30%H2を含み,回収されて製鉄所内の加熱炉や火力発電などに燃料として使用される。

③ 原料炭をコークス炉で乾留して製造されるコークスは, 高炉中で, 鉄鉱石の還元剤,反応や溶融に必要な熱源のほかに, 高炉の通気性保持などの役割を果たしている。

④ 高炉ガスを炉外に排出する際, 炉頂圧回収タービンを用いて, 電力の形でエネルギー回収を行っている。

⑤ 高炉内は強還元雰囲気であるため, 鉄とともにほとんどのリンは還元されて溶銑中に混入する。

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